Chapters of Food: Amoris Pomum

リカルド・ダリンが語りかけるトマトの絶妙な美しさへの、食欲をそそる賛歌

「この映画の着想は、2度目のロックダウン中にウルグアイで冬を過ごしていた時に生まれました」と、『Amoris Pomum』のフェリペ・サンギネッティ監督は語る。

「ホセ・イグナシオにある友人たちの素晴らしいオーガニックレストラン兼農場『クルス・デル・スル』で過ごしていたのですが、そこは在来種のトマトを専門に扱っているのです。どの品種のトマトも、それぞれ異なる風味と食感が口いっぱいに広がり、その美味しさに次の一口が待ちきれないほどでした。


ちょうどクライアントのためにダイヤモンドに関する映画を制作したばかりだったため、これらの美しく純粋な宝石と同じくらい貴重なトマトをテーマにした映画を作ろうというアイデアが浮かびました。トマトのシーズンが終わりに近づいていたため、私たちは急いで脚本を書き、チームを結成しました。偶然にも、長年の友人であり撮影監督のセバスティアン・カンティージョが町に滞在していたので、私たちはトマトとの愛の物語の撮影を開始しました。

この作品のコンセプトは、自然とその実りである果実の美しさとリアリズム、人間と母なる自然との関わり、夏の終わりの日々、そしてこの短編映画の濃密さの中に、私たちのウルグアイでの体験の一端を捉えることでした。」