Constructed Views: プラクシス

メキシコシティにあるブルータリズムの記念碑、建築家アグスティン・エルナンデス・ナバロが最後のインタビューの一つとして自宅兼アトリエ「プラクシス・ハウス」を案内する

マヤ、アステカ、サポテカ時代の建造物や遺跡から着想を得た要素を、メキシコの歴史と不可分な形で織り交ぜた未来的な造形――メキシコの建築家兼彫刻家アグスティン・エルナンデス・ナバロは、20世紀のモダニズムにおいて独自の道を切り拓いた。彼の建築哲学を体現する生きた記念碑である、ブルータリズム様式の自宅兼アトリエ「プラクシス・ハウス」は、メキシコシティの郊外に佇んでいる。ボスケス・デ・ラ・ロマス(Bosques de la Lomas)の樹木の間を浮遊するかのような、彫刻的なコンクリートのランドマークである。

短編映画『Praxis』で、ヨルダン系パレスチナ人の監督ラヤ・シャバンは、アグスティン・エルナンデス・ナバロを自宅の環境で捉え、98歳で逝去する前の同建築家の姿をとらえた現存する数少ない映像を収めている。象徴的な「プラクシス・ハウス」の屋敷内で、彼は建築を構成する「構造、形態、機能」という三要素と、それらが自身の人生や実践とどう結びついているかについて語る。