Directors Talk:ミシェル・ゴンドリー

高名な監督が、お気に入りのビデオ店をインサイダー視点で紹介

ミシェル・ゴンドリーが、ラリー・クラーク作品で知られる女優兼映画監督のティファニー・リモスが監督を務めた新作『A Cinephile’s Labyrinth』の中で、パリの地元で通い慣れた店を案内してくれる。アカデミー賞受賞監督は、長年にわたり通い続けた小さなVHS・DVD店「ラ・ビュット・ビデオ・クラブ」の棚の間を彷徨った日々を回想する。「『ザ・サイエンス・オブ・スリープ』の準備をしていた頃、ラ・ビュットでヴィム・ヴェンダースの初期作品をすべて観たんだ」と、ゴンドリーはこのNetflixの昔ながらの対抗馬とも言える店について語る。近々公開予定の『L’Écume des Jours(ムード・インディゴ)』で、このフランス人巨匠は、ボリス・ヴィアンの1947年のカルト小説『L’Écume des Jours』を映画化している。これはジャズが息づくパリを舞台にした、若者の恋を描いた風刺的な物語だ。「『リヴ・ゴーシュ』の決まり文句は避けようとした」と、彼はこの新作について語る。「でも、デューク・エリントンの音楽は使ったよ」。同様に、『ラ・ビュット』もまた、パリの過去の遺物であり、今もなおインスピレーションを与え続けている場所だ。2008年のビデオへのオマージュ作『ビー・カインド・リワインド』の制作中だけでなく、監督が他の映画愛好家たちと定期的に交流する場としても機能している。「私が仕事をする監督の中で、ミシェルが一番楽しい」とリモスは語る。「彼はいつも私を大笑いさせてくれる」。ここでゴンドリーは、ビデオコーナーでの出会いが、彼の高く評価されている作品群にとっていかに重要であったかを明かしている。

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