In Residence:ダニエル・リベスキンド

ニューヨークを拠点とする建築家のマンハッタンにあるアパートメントの内部

ポーランド生まれの建築家ダニエル・リベスキンドにとって、マンハッタン下町のトリベカ西部の交差点は、10年以上にわたり私生活と職業生活の中心地となってきた。彼の2,100平方フィートのロフトはグラウンド・ゼロから北へわずか5ブロックの場所にあり、2003年には、リベスキンドはワールドトレードセンター跡地の再開発におけるマスタープランの設計者を選定するコンペに勝ち、その再開発プロジェクトは現在、完成の姿を現している。

都市の景観とは常に鮮烈な対比をなす、大胆で角張った建築様式で知られるリベスキンドの代表的な作品にはベルリンのユダヤ博物館、デンバー美術館、イスラエルのヴォール・センターなどがある。

その建築がどれほど衝撃的であっても、リベスキンド自身の自宅は、むしろ控えめな造りと言えるだろう。ル・コルビュジエ、マルセル・ブロイヤー、ミース・ファン・デル・ローエ、アルヴァ・アアルト、アルネ・ヤコブセンといった巨匠たちの作品を中心とした、クラシックなモダニズム調の家具で満たされた、それ以外の装飾をほとんど排した静謐な空間である。刻一刻と変化し続ける眺望は、その空間に絶え間ない進化の感覚を吹き込み、リベスキンドを年々魅了し続けている。

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