In Residence:レイ・カッペ

アメリカ人建築家のカリフォルニアの邸宅を、木々の梢から巡る

ガラスとレッドウッドを用いた現代の傑作である建築家レイ・カッペの自宅は、南カリフォルニア屈指の素晴らしい住宅の一つとしてしばしば挙げられる。約50年前に家族の住まいとして設計された「シェ・カッペ」は、ロサンゼルスのラスティック・キャニオンにある丘の上、シカモアやユーカリの木々に囲まれた、見事なツリーハウス。その姿は半世紀前とほとんど変わっておらず、ルドルフ・シンドラー、フランク・ロイド・ライト、リチャード・ノイトラ、ハーウェル・ハミルトン・ハリスといった建築家たちが数十年前に築いた、南カリフォルニアの初期のガラスハウス伝統を現代的に継承したものである。

自然の泉が流れる敷地内の急斜面に位置するこの高床式住宅は6本のコンクリート製の塔の上に建てられており、その600平方フィートの床面積が4,000平方フィートに及ぶ住宅全体を支えている。この作品は、カッペの最も高く評価されている作品の一つとなっている。ミネアポリス生まれのこの建築家は、1968年にカリフォルニア州立工科大学ポモナ校(Cal Poly)の建築学科を設立し、1972年には名門の南カリフォルニア建築研究所(SCIA)を設立した。

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