​Just Dance: Fuga

振付家のレオ・ウォークと監督のニコール・デッラ・コスタが、身体同士の対話を通じてリオデジャネイロの躍動感あふれるエネルギーを捉える

テアトロ・コパカバーナとリオデジャネイロの街角で撮影された短編ダンス映画『Fuga』では、ダンサー兼振付家のレオ・ウォークが、監督のニコール・デッラ・コスタとタッグを組んでいる。カーニバルの到来とともに活気づくこのブラジルの都市を映し出す『Fuga』は、レオが自身のカンパニー「La Marche Bleue」のダンサーであるアブ・ニアンやブリス・ジャン=マリーと共に、流れるような動きを披露する姿を捉えている。

デラ・コスタは、彼らの視点から故郷の街を見つめ、レオとダンサーたちが初めて訪れたリオの様子を、彼ら自身の表現手段を通じて記録しようと試みた。彼らがコパカバーナやイパネマを散策する中、即興の振り付けが自然と生まれ、互いのコミュニケーションの手段として機能し、街や仲間たちとの交流に彩りを添えていく。

「事前に計画していたのは、テアトロ・コパカバーナでのシーンだけでした。屋外やアパートで撮影したシーンは、まさに賭けのようなもので、適切な光の中で彼らを観察し、その瞬間を捉えるというゲームでした。彼らが街や互いと関わり合う様子を見るのは、実に魅力的だった。何が彼らの注意を引き、彼らが私の街をどのように捉えているのか、私は注意深く観察していた。」

ニジェール・ガーナ出身のミュージシャン、マンマン・サニの音楽をバックに、レオの流れるような振付は、空気感から身体同士の対話へと移り変わる、抑えきれない衝動の爆発を表現している。それは、街の湧き上がるエネルギーと、空っぽの劇場の静かな孤立の中に見られる内省とを対比させている。