Just Dance: UpDownLeftRight

「Dance Dance Revolutionの神」と呼ばれる男、その昼と夜

都会の喧騒に包まれたゲームセンターを訪れたことがない人、あるいはそもそも家から出ない人なら、DDRこと『Dance Dance Revolution』を知らないかもしれない。

コナミが手がけるインタラクティブな音楽ゲームのシリーズで、世界中に、日差しを避けるようにゲームマットへ向かう熱狂的なファンたちによるひとつのサブカルチャーを生み出した。

「彼が踊る姿を収めた秘密の映像がYouTubeで拡散したあと、今村博之は『DDRの神』と呼ばれるようになりました」

その人気の理由のひとつは、シンプルなゲームシステムにある。音楽に合わせて画面上に現れる矢印に対応するよう、プレイヤーが足元のパネルを踏んでいく。

しかし、プレイが長くなるほど難易度と激しさは指数関数的に増していき、やがて熱狂は制御不能なほどに高まっていく。

ロンドンを拠点に活動する監督オスカー・ハドソンの新作『UpDownLeftRight』は、Dance Dance Revolutionの達人、今村博之を追う。

彼が踊る姿を密かに撮影した映像がYouTubeで拡散されたことをきっかけに、今村は「DDRの神」と呼ばれるようになった。