Just Dance: What A Place
NYを拠点に活動する振付家・ディレクターの内田アキラとアーティストのaltrice。音楽を通して生まれる感情を、ダンスという言語で新たな表現へと変えていく
音楽に触れた身体が見せる感情の反応と、そこから広がる自己表現の可能性を捉えたショートフィルム『What A Place』。ニューヨークを拠点に活動する振付家・ディレクター、内田アキラは、音楽によって引き起こされる感覚をダンスへと置き換えていく。
互いに重なりながらも、それぞれ異なる表情を見せるシーンを通して、内田は、音楽がひとりの人物をより研ぎ澄まされた表現の状態へと導いていく様子を描く。ひとりでいるときと、友人たちと過ごすとき。その違いによって、新たな感覚の領域は異なるかたちへと変化していく。
USアーティスト、altriceとのコラボレーションから生まれた『What A Place』は、音楽によってアクセスできるさまざまな領域を探る作品だ。同名EPに収録された一曲一曲と向き合い、そこから立ち上がる感情を、直線的ではない物語として紡いでいく。
ニューヨークの街を舞台に、主にRockaway Parkとブルックリン各所で撮影された本作。内田は都市をあえて距離のある視点から捉え、動きのなかに存在する変容した意識の状態を見つめる。そして、周囲の環境が、登場人物の内側にある感覚をどのように映し出すのかを探っている。