My Place: ディララ・フィンディコグル
ファッション界の「アンファン・テリブル」が創り出す、魅惑的な聖域へ
ロンドンを拠点とするデザイナー、ディララ・フィンディコグルが2017年春夏コレクションを発表した際、彼女はソーホーのストリップクラブで、耳をつんざくようなロックのサウンドトラックを流してその幕を開けた。これは、破壊と旋風の両方でファッション界を席巻してきたクリエイターらしい手法だ。ゴシックな美学と衝撃的なマーケティングで知られる彼女の評判は、作品を通じて社会問題に取り組み、閉鎖的な業界に疑問を投げかけつつ、女性の身体そのものを再評価しようとするデザイナーの意欲と表裏一体である。
「フィンディコグルのアトリエは、魅惑的な小物やシュールな儀式用マスコットが織りなす世界を映し出している」
バーバラ・アナスタシオが監督した、デザイナーのロンドン邸宅を捉えたこのプロフィール映像は、魅惑的な小物やシュールな儀式用マスコットが織りなす世界を映し出している。それは、歴史的参照と未来的な造形が魅惑的に融合した作品を生み出すクリエイターにふさわしい世界だ。そこでは、マリー・アントワネット風のメイクやSF的な生地が、ヴィクトリア朝のシルエットや謎めいた魔術と入り乱れている。
本映像は、特別企画「#FiveDaysOfDarkness」の一環として制作されたもので、ここでは「ゴス」の意味を称え、かつ問い直す。