My Place: ジョージ・ロイス

『マッドメン』のインスピレーション源であり、革新的なグラフィックデザイナーのグリニッジの自宅

NOWNESSのシリーズ「My Place」の最新回に登場するのは、著名なアートディレクターであり、自らを「グラフィック・コミュニケーター」と称するジョージ・ロイスだ。男性誌『エスクァイア』での10年間の在籍中に92冊の表紙デザインを手掛け、象徴的なキャッチコピー「I Want My MTV」の制作に携わったことで知られるロイスは、広告界に型破りなトーンを特徴とする新たな表現の波をもたらした1960年代の「クリエイティブ・レボリューション」の中心人物だった。

「ロイスは広告界における1960年代の『クリエイティブ・レボリューション』の中心人物だった」


今もなお圧倒的なカリスマ性を放つこのニューヨーク出身のクリエイターは、バーバラ・アナスタシオ監督によって、テレビドラマ『マッドメン』のセットとしても通用しそうな、彼らしくスタイリッシュなグリニッチ・ヴィレッジのアパートで捉えられている。ロイスが、同作の道徳観の緩い主人公ドン・ドレイパーのモデルになったという噂さえあるが、この「一途な男」はそれをきっぱりと否定している。