NOWNESS Shorts: Romeo + Juliet

ベンジャミン・ミルピエ監督がマーガレット・クアリーとシェメイク・ムーアを起用し、シェイクスピアの悲劇の恋人たちをロサンゼルスに置き換えたダンス中心の再解釈

フランス出身の監督兼振付師であるベンジャミン・ミルピエは、シェイクスピアの運命に翻弄される恋人たちにマーガレット・クアリーとシェメイク・ムーアをキャスティングし、プロコフィエフの象徴的なバレエを現代的な視点から短編映画『Romeo + Juliet』として再構築する。

2019年にロサンゼルスの街頭で撮影されたダンスとナラティブのハイブリッド作品である本作で、ミルピエはクアリーとムーアを起用し、普遍的なラブストーリーを現代の日常的な舞台で語り直した。劇中の有名なバルコニーシーンを中心に据え、自身の推進力に満ちた振付によって新たなクライマックスを築き上げている。この映画はその後、L.A.ダンス・プロジェクトのために制作されたミルピエのマルチメディア作品『Romeo & Juliet Suite』の基礎となった。この作品では、舞台上で振付、演劇、ライブ・シネマが一体となり、物語の本質的な感情へと昇華されている。


「物語の舞台を現代のロサンゼルスに設定することは必然のように感じられました。L.A.は光と亀裂、親密さと距離が混ざり合う街です。マーガレット・クアリーとシェメイク・ムーアに惹かれたのは、彼らが身体で物語を語る表現者だからです。その姿勢やタイミング、静けさの中に感情が宿ります」

― ベンジャミン・ミルピエ

プロコフィエフのクラシック音楽のスコアにダイナミックな動きを重ね合わせ、ムーアのダンサーとしてのルーツと、元プロバレエダンサーであるクアリーの経歴を活かしながら、ミルピエの『Romeo + Juliet』は、ダンスを映画の言語として機能させることで出演者たちのクリエイティブな融合を引き出し、シェイクスピアの色あせない悲劇を愛と距離感に満ちた身近な体験へと翻訳している。

パーク・アヴェニュー・アーモリーは、L.A.ダンス・プロジェクトが上演するベンジャミン・ミルピエの『Romeo & Juliet Suite』のニューヨーク・プレミアを開催する。

3月 2, 2026