Photographers in Focus:キャサリン・オピー

Photographers in Focus:キャサリン・オピー

カリフォルニアのクィア文化の先駆的な描写者と共に、痛み、喜び、そして遊びを探求する

高速道路から乳首ピアス、夕食のシーンからディルドに至るまで、型破りなアメリカ人写真家キャサリン・オピーは、自身の30年にわたる作品群を堂々とクィアな「ひねくれた社会ドキュメンタリー写真」と表現している。

オピーは1990年代初頭、ロサンゼルスのレザー・コミュニティに属する友人たちを捉えた、人目を引くポートレートシリーズで一躍脚光を浴びた。カリフォルニアのドラァグクイーン、クィア、レザー・ダイクス、トランスジェンダーの人々を写し出した彼女の洗練され優雅な作品は、セクシュアリティに関する従来の概念を覆し、アイデンティティの表現をめぐる議論の扉を開いた。

80年代、写真家でありサンフランシスコのBDSMシーンの一員でもあったオピーは、自身のコミュニティ内で決して「覗き見者」にはならないと誓った。彼女の初期の代表作の一つである『キャシー(ベッド・セルフポートレート)』(1987年)は、ネグリジェ姿でベッドにまたがり、ストラップオンを装着した自身の姿を大胆に捉えたモノクロ写真である。この作品をはじめとする彼女の写真は、社会的保守主義や文化的検閲に対する挑戦であり、認識と尊重を得るためには表現が不可欠であるという自覚のもとで制作された。

オピーの最も衝撃的なイメージは、同時に最も告白的でもある。『セルフ・ポートレート/カッティング』(1993年)では、彼女の裸の背中に、家の前で手をつなぐ二人の女性の棒人間のような姿が、刃物で肉に刻み込まれている。まだ生々しく、血で光る彼女の肌は、家庭的な幸福への憧れを物語っている。それは、社会がクィアを自認する人々から依然として奪い続けている夢なのだ。

この10年間、オピーの作品は、マリブのサーファーや高校のアメフト選手、ロサンゼルスの小規模ショッピングモール、そしてビバリーヒルズの豪邸などを題材としてきた。一見、彼女の初期のキャリアからの逸脱のように見えるが、実際にはカリフォルニアの変容する物理的・文化的景観を記録するという、この写真家の揺るぎない姿勢の延長線上にあるのである。

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