Private View: Bernar Venet
著名なコンセプチュアル・アーティストが、数学の言語を通じて芸術の意味を探求する
ベルナール・ヴェネは、作品制作そのものを好まない。むしろ、それを「ひどい」と感じている。しかし、彼が心から楽しんでいるのは、アイデアを思いつくことだ。胸が高鳴り、「なんてことだ、これを実現したい!」と思わせるようなアイデアである。『Private View』の今回のエピソードでは、この著名なコンセプチュアル・アーティストについて、その創作活動や、作品制作に用いる理論的アプローチについて深く掘り下げていく。
数十年にわたるキャリアを通じて、ヴェネが芸術にもたらした貢献は画期的なものであった。数学という言語を通じて表現される「合理性」に焦点を当て、81歳のこのアーティストは、芸術にとって価値があり興味深いとされる対象に対する認識を転換させるべく取り組んできた。
形状や色彩の異なるキャンバスに描かれた数式画から幾何学的彫刻に至るまで、ヴェネは1960年代にニューヨークで制作活動を行う中で、自身のキャリアを定義づけることになる一連の作品群を始動させた。それ以来、現在は母国フランスに戻って暮らすヴェネは、幾何学の基本要素である「線」を主題として探求することで、芸術へのアプローチをさらに発展させてきた。
多様な形態をとる巨大な「線」の彫刻で最もよく知られる彼の作品は、その数学的な正確さと流麗な構成により、重力を無視しているかのように見える。これらの巨大な鉄製のオブジェは、通常、広大な緑の風景の中に置かれ、自然において数学が果たす根本的かつ究極的には創造的な役割を暗示している。『Angles』と題された彼の最新作は、まもなくロンドンのワディントン・カストットで公開される。ドローイングや小規模な彫刻と共に展示される本展は、数々の賞を受賞してきたこのアーティストの創作活動に対する理解を深める機会となるだろう。
『Hypotheses』と題された本展は、数学と芸術の間のヴェネの継続的な対話をさらに深めるものであり、この対話は芸術の境界を押し広げ、創造性の新たな基準を定義してきた。「芸術家の真の役割とは、芸術の本質や定義を構成するあらゆるものに疑問を投げかけることだと私は考えています」と彼は説明する。「作品の中核に数学的言語を据えることで、抽象でも具象でもない、そうした伝統から解放された主題を芸術の領域に導入することができるのです。」