Private View: C・ダンカン

音楽の血を引く、グラスゴーを拠点とするアーティスト兼作曲家をご紹介

スコットランド出身の作曲家、C・ダンカンは、いわゆる「ベッドルーム・プロデューサー」とは一線を画す存在だ。クラシック音楽家の両親のもとで育ったこのマルチ・インストゥルメンタリストは、ブライトンのインディーズ・レーベル「ファット・キャット・レコード」からリリースされ、マーキュリー賞にノミネートされた楽曲で最もよく知られている。

DIYの精神に忠実に、ダンカンは自身のリリース作品ごとにアートワークを自ら制作している。故郷の街を上空から捉えた精緻な絵は、グラスゴーの自宅アパートで手描きされている。ここでは、ブライトンを拠点とする映像制作集団「Gnarled Apple Productions」のベン・コックスと共に制作した映画の中で、アーティストの姿をどのように捉えたかについて、監督のヘレン・プラムが語っている。

「C・ダンカンのデザインは、彼の音楽と同じくらい精巧です。彼の作品の発展においてロケーションは重要な要素であるため、彼が育ったローモンド湖周辺の自然の模様や形と、現在彼が暮らすグラスゴー中心部の幾何学的な街並みとのつながりを、映像で表現しようと試みました。」