Private View: Manifesto
ロンドンを拠点とするアーティスト、アーロン・クディが語る、アート界の排他性、コミュニティの力、そして社会変革のツールとしての自身の創作活動
ロンドンを拠点とするアーティスト、アーロン・クディは、創造的な手法を用いてアート界のエリート主義を揺さぶっている。ナイジェリアで生まれ、英国の首都とデヴォンで育った彼の創作活動は、自身が身を置くコミュニティに根ざしている。この影響が、彼のアプローチや、作品を通じて呼びかける対話を形作っている。木製パネルに描かれた巨大な絵画から、伝統的な品々、衣服、ハーブで装飾された立体作品に至るまで、クディの素材を用いた「シャーマニック」な探求は、心理的な事象を表現するために用いられている。彼はアートを、社会的ダイナミクスを伝える器であり、変革のための重要なツールであると捉えている。
16mm短編映画『マニフェスト』で、フレイザー・ソーン監督は、クディの芸術的動機と、彼の作品を通じて示される未来像に迫る。共同制作者のショイムズと共に活動するクディのロンドン南東部のスタジオで撮影された本作は、2022年のフリーズ・ロンドンで展示された大規模な作品群『If you can’t see it you can’t be it』の展示準備の様子を記録している。展示スペースという枠組みを意図的に超えて設置されたこの展覧会は、ロンドンの9つの自治区にまたがる壁面——駅やバス停の向かい、人通りの多い場所——を占有し、アートフェアの排他的な性質に対する大胆な抗議の姿勢を示した。
アート界におけるアクセスの問題に問いかける『マニフェスト』は、現在の社会情勢においてアートがセラピーや現実逃避、そして強力な手段となり得るというクディの哲学を探求する。クリエイティブな表現の場を設けることが、自身のコミュニティに属する若いクリエイターたちにどのような機会をもたらすかを彼が考察する中、ソーンは、自身の作品がもたらすポジティブな影響と、創造性を通じて健全な社会インフラを育むという野心に導かれたアーティストの、親密な人物像を描き出している。