Private View: ブレナム宮殿でのミケランジェロ・ピストレット

イタリアのコンセプチュアル・アーティストが、サイトスペシフィックな回顧展を案内する

画家でありオブジェ作家でもあるミケランジェロ・ピストレットは、イタリアの現代美術運動「アルテ・ポーヴェラ」を代表する人物である。1960年代から1970年代初頭にかけて、芸術機関に対して過激な姿勢を示したアルテ・ポーヴェラのアーティストたちは、芸術は日常生活から切り離されるべきではなく、また切り離すことさえできないと信じていた。デンマーク人監督マイク・ニーブローによる新作映画は、英国のブレナム宮殿で開催されたこの芸術家の回顧展を捉えている。そこでは、ピストレットの多彩な作品が、この壮麗な空間の華麗な内装の中に溶け込んでいる。ここでは、ブレナム・アート・ファウンデーションのディレクター、マイケル・フラームがこのコラボレーションについて語っている。

「ファウンデーションの2016年プログラムの一環として、ミケランジェロ・ピストレット氏と協力し、ブレナム宮殿の豪華な部屋や敷地を現代アートで満たすことができて、大変嬉しく思っています。50年にわたるキャリアを持つミケランジェロの作品を、新旧、富と貧、芸術と生活といった対比という視点を通じて紹介するとともに、彼の哲学や詩的な政治観を通じて来場者に刺激を与えることを目指しています。」