Private View: ピーター・ビアード
自然界への生涯にわたる献身について語るアーティスト兼写真家
ピーター・ビアードは、60年近くにわたり、アフリカの壮大な風景や固有種を記録し、その魅力を伝えてきた。本作では、デレク・ペック監督による瞑想的な短編映像を通じて、彼の人生と創作活動について、めったに明かされることのない洞察が語られている。ロングアイランドのモントークにあるビアードの自宅で撮影されたこの映像では、アーティスト、作家、そして写真家である彼が、拾い集めた物、コンタクトシート、文学の引用、そして60年代から70年代にかけて、ゾウに関する最も記憶に残る感動的な作品の数々を生み出したケニアのツァボで撮影した写真などを組み合わせた、複雑なコラージュ作品を今もなお作り続けている姿が見て取れる。「自然が私たちに与えてくれたものを見るのは、心に良いことだ」と、彼は今日の映像の中で語っている。「自然こそが、私たちにとって最高の贈り物だ」。繊細で装飾的な彼の作品には、自然界への情熱が如実に表れており、環境保護への献身は揺るぎない。「ピーターは、魅力的でユーモラスな一面もあれば、暗く物思いにふける一面、そしてノスタルジックな一面も持ち合わせている」と、ペック監督はビアードとの共同作業について語っている。「コラージュに収められた一枚一枚の写真が、アフリカでの日々、写真、モントーク、そしてとりわけ自然界の現状に対する彼の懸念や怒りについて、次々と想いを巡らせるきっかけとなる。このテーマは、他のどのテーマよりも、彼の生涯にわたる作品の核心を成してきたのだ。」