Private View: The Cactus of Klaus
ドイツのボディアート作家クラウス・リンケは、ロサンゼルスのサボテン庭園を拠点に、大胆な造園の形態に自身の哲学を根付かせている
自身の体をさまざまな彫刻的な形に歪めることで、ドイツのコンセプチュアル・アーティスト、クラウス・リンケは、自らをインスタレーションの一部とすることで、1970年代のデュッセルドルフのアートシーンにその名を刻んだ。それから60年、彼の「生きた彫刻」は、サボテンへの生涯にわたる執着を体現するに至った。自然が生み出す幾何学的な形状が巧みに操られ、ロサンゼルスのサボテン庭園における印象的な構造へと昇華されている。
ベニス・ビーチのスタジオの敷地からそびえ立つ、この異世界のような空間は、人間とサボテンの間に存在する不思議な類似性を浮き彫りにしており、短編ドキュメンタリー『The Cactus of Klaus』でその様子が映し出されている。ブルックリンのクリエイティブ・デュオ、トニー・ブラッドとリディア・ファイン(別名ダブル・ソリティア)が監督を務めた本作は、パフォーマンス・アートの先駆者による哲学的な思索を通じて、私たちとこれらのそびえ立つ植物形態とを結びつける相互表現へと、シュールな園芸の旅へと誘う。